NPO法人ARDA
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初めてのファシリテーション実践!(対話型鑑賞ファシリテーター講座3日目)

対話で美術鑑賞 2017年09月03日

講座3日目、最終日。今日は受講生それぞれが選んだ作品でファシリテーションを初めて実践する日です。
まず最初に、鑑賞する作品の順番を決めました。各自が選んだ作品をお披露目すると「へー!」という関心や驚きの声があがり、どんな観点で選んだのかを想像しながら作品を食い入るように見ていました。
いろんな観点での順番が提案され、そのたびにみんなが「うーん」とうなったり「あーなるほど」とにんまりしたり。鑑賞する順番に正解はないからこその悩みどころ。時間ぎりぎりまで議論を重ね「まずはこれでやってみよう!」という順番が決まりました。「やってみてどうだったかを振り返る」ことも大事、すべてが学びにつながります。

 

いよいよファシリテーション実践です。緊張しつつも学んだことを忠実に実践しようという姿勢が現れ、ときにその人らしいファシリテーションも垣間見えました。
「頭ではわかっているけど実際にやるって難しい」「想定外の意見が出て全然ついていけなかった」「もっと動いてもいいんだということがわかった」など、やってみてわかったことがたくさんあったようです。

それぞれのファシリテーター実践をみんなで振り返り、学びを共有していきました。最後のファシリテーターのときには、この日のすべての学びが結集されたようなファシリテーションだったのが印象的でした。

講座の最後には「ここからがスタート」という言葉が受講生の中から挙がり、みんながうなづいていました。これからも共に学びつづけ切磋琢磨していきたいと思います。(おじゃ)