NPO法人ARDA
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高齢者へアートデリバリー

高齢者を対象としたアーティストによるワークショップを通して、五感を揺さぶり、日常では見られない眠っている潜在能力を引きだします。
1999年から高齢者施設へアートワークショップをお届けするプログラム「アートデリバリー」の企画運営をおこなってきた長年の実績があります。
これまでの主な活動は下へ。

ワークショップの流れ

ワークショップを実施する前に同じワークショップの体験をしていただき、実施する際注意する点や気づいたことを共有します。

介護士講座

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介護施設職員にとって事前ワークショップは、普段忙しい職員間のコミュニケーションや、自身を振り返る場であり、ワークショップの意義を理解したり、日常の介護で感じている疑問を話し合う場でもあります。

ワークショップ

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事前に理解を深めることで、当日は不安なく参加することができます。そして、アーティストが高齢者と向き合うワークショップの場で、日常では見られない1人ひとりの意外な表現やこれまでの生きてきた歴史の片鱗などを発見することにつながります。お世話をしているお年寄りと一緒に表現することで同等な関係性が生まれ、1人の人間同士として向き合う貴重な機会となります。

介護士の声

「講師の言葉で、1人ひとりを認め合い作品をほめてもらうことで、存在価値を認めてもらうことになると思った。」
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>>高齢者へアートデリバリー活動報告一覧

これまでの主な活動

  • 新国立美術館主催 国際シンポジウム
    「アーティストとの関わりは私たちに何をもたらすのか」
    事例発表(2015年)
  • アートサポートふくおか主催「アートと高齢者のしあわせなであいセミナー」登壇(2015年)
  • 「『高齢者施設へアートデリバリー』ーアートによるケアの可能性に関する調査」(2011年)
    アートデリバリー開始10年を記念してシンポジウム開催、研究冊子、DVD付きハンドブックを出版。
    助成:ファイザープログラム
  • アートミーツケア学会2009年度大会 分科会「アートとケアが出会う場」の企画・運営
  • 埼玉内高齢者施設 6 施設でアートデリバリー実施(2009年)
    助成:埼玉豊かな地域福祉作り推進
  • トヨタ・アートマネジメントフォーラム分科会の企画・運営
    「高齢化社会とアート環境」(2007年)
  • 「アートデリバリー:介護する人、される人のための芸術出張講座」(2005年)
    助成:ファイザープログラム
  • 文化ボランティア推進モデル事業「アートデリバリー講座」(2003年)
    全10回の文化ボランティア育成研修・体験会を実施。以降2007年まで継続。
  • 高齢者施設へアートデリバリープロジェクトを開始。
     杉並区上井草園で展覧会とワークショップを実施(1999年)

実施したプログラムの記録