NPO法人ARDA
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アートわっか・すぎなみ やっぱりおしゃべり鑑賞は楽しいよ!

対話で美術鑑賞 2018年02月03日

雪の金曜日と打って変わって日差しがうれしい土曜日となりました。
しかし、インフルエンザの大流行の中、最初のクラスは学級閉鎖明け!マスク姿の子ども達も多かったです。 

さあ、共通点探しからスタート。

いつもはすぐにいろいろな発言が飛び交うのだが、今回は…。あれ、反応なし?おとなしいとは聞いていたが、普段から発表は苦手な子が集まってしまったかな?
「こことここ、赤色があるね。」「まっすぐな線が同じと思うな。」とこちらから例を挙げていくと、少しずつ緊張がほぐれていき、子どもたちからも発言が出てきました。
終わってみたら共通点探しも物語づくりも全員発表でき、楽しかったという感想!よかった! 

次のクラスは、休み時間のホクホク感のまま、元気に授業スタート。
隣の班にちょっかいを出しながらも、だんだんと集中し、最後は夢中になってカードを見比べていました。
はじめは気乗りしない様子だった子も、じわじわと場に慣れて参加してくれました。

4年生も終わりの時期。ちょっとカッコつけたい時期でもあるのでしょう。子どもたちの中には物語を話すのを嫌がったり、じっくり考えるよりもどんどんゲームを進めたがる子もいたりします。
しかし、本当はやりたくないわけではないんだろうな、と感じます。友達に対し意見を言うのはちゃんと聞いている証拠。みんなと同じにやるのはちょっとカッコ悪いと思ってしまうのかな。おしゃべり嫌いと言った子も終わったらいっぱいしゃべって楽しかったと帰っていきました。

そんな子どもたち一人一人との出会いが、この活動の楽しさでもあります。

子どもはいろいろ。何度やっても同じことはありません。
その時、その時の子どもたちの様子を見ながら、私たちも楽しくゲームを進めていきたいと思いました。

(アートわっか・EGA)