認定NPO法人ARDA
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理事紹介・メッセージ

並河恵美子[代表理事]

member_namikawa 誰もが、自然に持っている自分を表現したい気持ちや、自分を見つめたり、他の人たちを認めたり、いろいろな発見をして豊かな気持ちで生きていくために、アートはなくてはならないものだと思います。そして、そのようなアートの本質を必要なところへお届けしようと思い、始めたのが「高齢者ホームへアートデリバリー」(1999年)でした。アーティストの全人間的なオーラのようなものが、お年寄りの琴線に触れて1人ひとりの表情が生き生きしてきます。

 少子高齢化が社会問題になりはじめた頃で、その2年後より子どもを対象にしたアーティストのワークショップを児童館でも開始しました。それぞれ異なった視点や表現を持つアーティストとの出会いは、高齢者や子どもたちの心の中に潜在する個性を引き出します。そんなアートの力を社会に生かす活動をNPOとして開始してから今年13年が経ちました。その間、アートワークショップの活動は保育園でも展開し、近年では小学校の美術の時間に「対話による美術鑑賞」を地域のボランティアを養成して行う活動が急成長しています。

 NPO活動は時代の要請が根底にあって、社会に広がるのだと思います。必要性のあるところへ必要なことをすることです。私たちはアートでそれを実現させたいと思っています。行政では、手が回らないところに新しい視点と切り口で市民の手をいれて繋げて行く、縦割りではなく横の繋がりの輪が大きくなれば豊かな市民社会を築くことができるでしょう!アートは人間の営為ですから年齢を超えて教育、福祉等どこにでも手を結ぶことができます。
  そして活動を持続させるには、ミッションとビジョンに賛同して一緒に力をあわせていく仲間、支援者が重要です。1人でも多くの人たちにARDA活動へご理解とご協力を、よろしくお願いいたします。

三ツ木 紀英[代表理事]

 私たちはどんな人もその人らしく存在できる社会をアートを通じて実現したいと考えています。

 当初よりARDAは、現代アーティストたちの常識にとらわれない自由な発想、物事を根本的なところから考える姿勢、そして繊細に察知する柔らかな感性が、今の社会の多様な問題に対する風穴になると考え、保育園・児童館・高齢者施設と様々な場所で<アート・ワークショップ>を展開してきました。
 3.11後、南相馬でも活動をスタートすると、家族のつながりと自然豊かな環境で育った福島の子どもたちの身体に都心の子どもたちよりも力強い表現力と集中力が存在することに気がつきました。被災地だけでなく、経済的には豊かな都市の子ども達からものびのびと表現できる環境を奪ってきたのかもしれません。ワークショップを通じて表現が変わる子どもたちの姿をみて、改めて今の時代に<アートワークショップ>を行うことの社会的意義と責任を感じています。

 一方3.11という出来事で、私たちは制度や専門性の脆さを思い知りました。これからは自分の目でよくみて、意見の異なる他者とも手を取り合い、答えのない状況に一緒に耐えて、考え続けるチカラが、この不確定な世界を生き抜くために必要なのではないかと考え、<対話で鑑賞プロジェクト>をスタートさせました。アートは社会について思考する問いかけであり、自分や他者と向き合うための鏡であり、私たちの奥底に流れている豊かな水脈です。市民が集い、大人も子どもも共にアート作品をみて語ることを通して、自らのチカラを再発見していく姿に、地域における市民活動の新しい可能性を感じています。

 一つ一つのプログラムは個人の気づきを促すささやかなものであり、一気に社会変革を起こすようなものではありません。しかし、表現する喜びは、自ら動きだす内発的なチカラになります。密やかで些細に思えるそのチカラが、知らない間に新しいムーブを生み出すことを信じて、みなさんと手を取り合っていきたい。ぜひ様々な形でARDAに関わっていただけたらと想います。

小口弘史[理事] (元東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館館長)

 「対話で美術鑑賞」事業が今実績を挙げつつあります。美術館を持たない自治体が文化振興+次世代育成+生涯学習の策として、美術館が新しい付加価値として、ARDAとの協働事業を採用しています。地域や美術館の活性化をもたらす、住民や来館者に喜ばれる事業です。新規のご相談を歓迎します。またそれを応用して、前例の無い新しい仕組みの創設にもチャレンジしています。ハードルは高いのですが、よき理解者、支援者、協力者とのご縁を期待しております。企業の新しいCSR・広報活動、変化を求めるNPOの新事業などの候補としても有望と思います。

杉浦幸子 [理事](武蔵野美術大学 芸術文化学科教授)

sugiura2013_s アートにまつわるモノ、人、場に資源としての価値を見出し、それを広げ、活用し、人々の生とそれを取り巻く社会を豊かにする。こうした活動の先駆者であり、なおその手を緩めず、第一線に立ち続けていますのがARDAです。
活動の一つとしてARDAが活発に取り組んでいるのが、他者と会話をしながらアート作品を鑑賞する活動です。アート作品との出会いは、個人的かつ内的なものですが、そこで感じた内なる思いを言葉にし、外に発し、他者に伝えることで、思いもよらない新しいコミュニケーションが生まれます。年齢、バックグラウンドが異なる人たちが価値観をすり合わせながら生きていく時代だからこそ、ARDAのこの活動に共感し、一緒に進みたいと思っています。

吉野さつき[理事](愛知大学 文学部メディア芸術先行准教授)

yoshino_photo ここ最近、私の親もケアマネージャーさんやヘルパーさんのお世話になり始め、仕事のために東京を離れ地方都市に在住してみて、ARDAのような専門性の高いスタッフがいるアートNPOの必要性を強く感じています。学校や社会福祉施設などへのアウトリーチ活動を行なう公立の教育施設や文化施設も各地に徐々に増えてはきましたが、一つの組織でできることには限界があります。地域の状況、学校や対象者のニーズを把握し、芸術に関する知識をきちんと持って、それぞれの現場に合ったプログラムづくりや、丁寧なファシリテーションとコーディネートができるスタッフがいるアートNPOとの連携は、もはや必要不可欠と言ってもいいのではないでしょうか?ARDAが育ててきた専門スタッフの力が、さまざまな場所で活かされることを大いに期待しています!

井上泉 [理事]((株)ジャパンリスクソリューション代表取締役社長、日本経営倫理学会常任理事)

加藤種男 [理事](アートNPOリンク理事)

工藤ひろ子 [理事](特定非営利活動法人 地域ケアネットワークゆいまぁる事務局)

熊倉純子 [理事](東京芸術大学 音楽環境創造科 教授)

小林真理 [理事](東京大学大学院人文社会系研究科准教授)