NPO法人ARDA
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佐倉市立美術館(2013年〜)

佐倉市立美術館は、2013年の数年前から始めた学校連携事業をより充実し、さらには地域の高齢者を包括した活動をしていきたいと考えました。ARDAは仕組み作りから共に考え、高齢者も含めた市民ボランティアが学校連携で対話型鑑賞を実施していく「ミテ・ハナソウ」プロジェクトがスタートしました。
 ARDAは、市民ボランティアの告知や募集のノウハウ提供と育成研修の実施、学校連携の鑑賞プログラムやツールの整備、事業計画へのアイディア出しといったことまで関わってきました。そして、美術館の少ない人員をサポートしていくような「市民ボランティアのコミュニティ」をつくるためには、ボランティアが美術館のミッションを理解し、自発的に学んでいくようなボランティア文化をつくることが肝要と考え、コミュニティづくりに腐心してきました。生き生きとしたコミュニティづくりのためにその都度共に考え、併走してきました。

2013年度はプロジェクトのスタートに向けて講演会と対話型鑑賞体験会、小学校1校でのモデル授業を行いました。
2014年の市民ボランティア1期生の募集では、定員の2倍を超える応募がありました。
2015年には、7小学校と中学校美術部の学校連携事業を1期生24名とともに実現。加えて、夏休みには収蔵作品を使った対話のための展覧会「ミテ・ハナソウ展」の開催しました。(2015年には美術館での対話型鑑賞の参加人数662人、学校授業参加人数-小学生約400人と中学生約30人)。好評を博したミテ・ハナソウ展は2016年と2017年も開催。展覧会では毎年約600名が対話型鑑賞を体験し、2017年には対話型鑑賞会のリピーターは大人は25%、子どもは50%にもなりました。
2016年からは、市民ボランティア発案による活動も盛んになり、展示室で開催される「ミテ・ハナソウ・カイ」や、地域の高齢者施設での活動は、毎月定期的に実施されてきました。コロナ禍においては、学校や高齢者施設での活動がストップする中、オンライン鑑賞会の取り組みもいち早くスタートしました。

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協働者からの声

佐倉市立美術館 担当学芸員(2015年インタビュー)

従来のように一人の職員が大勢の子どもに対応する形ではできなかった「美術館での学び」「作品をみる楽しさ」を伝えたくて、ARDAの対話による鑑賞事業を導入しました。協働後は、子どもたち一人ひとりがしっかりと作品に向きあう姿をみることができ、ARDAが積み上げてきた美術鑑賞事業の方法論が確かなものであることを実感しています。また、鑑賞コミュニケーターは無償のボランティア活動にもかかわらず、多くの応募があり驚きました。選ばれた方々は非常に熱心で、自分たちも心から楽しみながら、この楽しさを多くの人々に伝えたいという熱意にあふれています。

【ARDAと協働してよかったポイント】
  • 蓄積されたノウハウを活かしたきめ細やかなサポート体制
  • 美術館の状況にあわせて対応する企画力と進化していく姿勢

佐倉市立美術館における実績