NPO法人ARDA
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第5回対話型鑑賞ファシリテーター講座スタート!

対話で美術鑑賞 2016年05月22日

2013年から定期的に開催している対話型鑑賞ファシリテーター講座の第5回目が5月20日からはじまりました!今回もおかげさまで満員御礼、ありがとうございます!

今回も参加者のバックグランドは多種多様で、音楽関係、アート関係、福祉関係、教育関係、人材関係企業などなどですが、今回は特に音楽関係の方が多いです。

1日目は輪になってアートカードを使った自己紹介からスタート。皆さんお仕事を必死に終わらせて駆けつけてくださったようで、少しお疲れ気味の様子でしたが、三ツ木のファシリテーションによる鑑賞体験の時間は、集中して前のめりに鑑賞していました。

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そして2日目は内容盛りだくさん、発見の多い一日となりました。「鑑賞」にどっぷり浸かり、「聴く」ことにどっぷり浸かり、体験してすぐ振り返り、意見交換をしながら理解を深める、このプロセスを丁寧に行いました。
「美術の知識があるので、それを脇において作品をみるとこんなに豊かに楽しくみられるとは目からうろこ」
「自分が言っていることを相手がわかってくれようとしてくれる姿勢を感じるととてもうれしい自分がいることに気づいた」
「同じ作品をみているのに、こんなにも違う見方があるんだとびっくり。おもしろい!」
「ファシリテーターのあり方が場に影響を与えていることがとてもよく感じられた。」
このような感想が出てきて、振り返りや意見交換の場面にも「どこからそう思ったの?」という声が自然と出ていたのがうれしい驚きでした。

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この2日間を通じて参加者同士の距離も一気に縮まりました。それと比例するように、率直な疑問や意見の投げかけ合いが増え、一人ひとりの感じ方を共有して、受け入れて、お互いの学びを深めていたのが印象的でした。講座終了後の交流会も、講座の内容を確認しあったり、全く違う話で盛り上がったり、レゴを使って表現し合ってみたりと盛り上がっていました。

次回は1カ月後の6月18日。ファシリテーター体験が待っています!参加者のみなさんがどんな人たちに向けてどんな作品を用意するのか、とても楽しみです。(おじゃ)