NPO法人ARDA
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やまとアートシャベル 5期生研修:第4回

対話で美術鑑賞 2016年07月18日

最初の研修から1ヵ月。
明日は研修です♡というお知らせに対して、「もちろん参加します!」「 この活動を最優先させています!!」など、頼もしい言葉が返ってくる5期生。
安定した出席率の良さと、講義にぐっと集中してくる姿は、流石のひと言です!

対話型鑑賞の基礎部分についての研修は、今回で最後となります。
これまでは、A4サイズの図版を使って進行役の体験を積んできましたが、いよいよ、プロジェクターを使っての実践練習が始まりました。
講師から「どなたか希望者はいますか?」と問い掛けられると、実践を踏む心構えがない状態だったにも関わらず、迷わずスッと2名の手が挙がりました。
初めての挑戦なので、不安や緊張を感じているはずなのに、積極的にチャレンジしてくるところも、5期生の素晴らしいところ。

15分間の鑑賞が始まりました。
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問い掛けることで鑑賞者の意見を引き出し、その意見をその場の全員に整理して伝えていく進行役。
終了直後「緊張した~」と、口をそろえたお2人でしたが、初めてとは思えないほど、進行役としてのポイントをしっかり押さえて対話を進めていました!
鑑賞終了後は必ず、今の対話を振り返ります。
鑑賞役のみなさんからは、進行役について核心を突くような鋭い意見が飛び出し、5期生1人ひとりが確実にスキルアップしていることが伺えました!

次に、進行役にとって欠かせない、事前準備のやり方を学びました。
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何か工作しているかのようにも見えますが、事前準備の練習をしているところです。
この事前準備は、対話の進行を左右させるといっても過言ではないほど、とても重要なポインの1つ。
作品を味わうかのように、みなさん真剣にじっくり作品に向き合っています。

学ぶ意欲に満ち溢れ、受け身ではなく常に疑問をもちファシリテーションの理解を深めてきた5期生達。
そんなみなさんの持ち味が、どのように進行役として映しだされていくのか。
これからの実践研修がとても楽しみです!(kakao)