NPO法人ARDA
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やまとアートシャベル 6期生自主練スタート!

対話で美術鑑賞 2017年08月11日

やまとアートシャベルはこの6月に、新たな仲間として6期生10名のみなさんをお迎えしました。
早くも4回の基礎研修を修了し、いよいよ9月からコーチング研修に入っていきます。
それに先駆けて、6期生の自主練がスタートしました!

初対面の時からとても自然にお話が弾み、慣れ親しんだ間柄のような6期生のみなさん。
対話による鑑賞を行う時は、斬新な発想が飛び出したり、自分の視点に思わず笑いが込み上げてきて、コロコロと笑い声をあげながら発言したり、考えた事感じたことを素直に受け止め、楽しんで鑑賞している様子です。

 

 

 

 

 <研修風景:ワークショップ「始めまして」>      <研修風景:実践練習!>

そんなみなさんが、先日の自主練の1作品では、対話時間残り5分となったところで発言が止まり、その作品の鑑賞を10分で終わらせるということがありました。
鑑賞者側は「作品がリアルを写し出している写真だから、状況を話してしまえばそれで終わる。それでよいのではないか」「言いたいことはそれ以上なかったので、この鑑賞はこれで満足」だとしていましたが、何か考えられる原因があるのではないかと、今一度、この対話を丁寧にみんなで振り返ってみることにしました。
対話を一つひとつ追っていき、ナビゲーターのことばや動作にも気を向けます。
時間を掛けて振り返る中で見えてきたもの、もしかしたら発言が止まってしまった原因となったものはこれかもしれない!というものが浮かび上がってきました。

ファシリテーターだけの学びの場ではなく、その場にいるみんなが考え、みんなで学び合っていく、これぞコーチング!という状況に立ち会うことができました。
意欲的に楽しく鑑賞する6期生の学ぶ姿勢、これからまだまだ進化していきそうです。

そして、6期生だけでなくシャベラ―全員、形は様々かもしれませんが、これからも自主練は続いていきます。
常に学び合う環境にいるこの幸せを色々なシーンで噛みしめていきたいです! (kakao)