NPO法人ARDA
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アートカードで遊ぼう!ワークショップ(2015年12月23日実施) 

対話で美術鑑賞 2016年01月08日

昨年の12月23日(火・祝)にRICOH Future Houseでは「クリスマス★フェスタ」という楽しいお祭りが開かれました。一つのフロアでいろんなワークショップが同時に行われる屋台形式。私たちは、親子向けに「アートカードで遊ぼう!」ワークショップを実施しました。45分×3回の開催でたくさんの親子に参加していただきました。

image002開場と同時に参加者がぞろぞろと入ってきました。みなさん、タイムスケジュール表を手にどのワークショップに参加しようかとワークショップブースをちら見しています。私たちがアートカードをテーブルにひろげて参加者を待っていると、通りかかりの人に「これ、なんですか?きれいですね」とお声掛けいただきました。「幅広い視点で選ばれた芸術作品をカードにしていて、これで神経衰弱ゲームもできるんですよ」と説明すると「えーむずかしそうね」と言いつつも興味深く見てくれて「あとでまた来ますねー」と言ってくださいました。(実際にあとで子どもたちを連れて参加してくれました、ありがとうございました!)

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何組かの親子が集まり、さあワークショップスタートです!はじまりは名札づくりから。子どもたちだけでなく親のみなさんにも「今日この場で呼ばれたい名前」を言ってもらい、参加するという気持ちを高めてもらいます。

少し雰囲気が和らいだところで、二種類のゲームをやりました。一つ目は神経衰弱ゲーム。「どうやってやるの?」という空気感に応えるように、ファシリテータが実際に例を交えながら説明します。だんだん要領がつかめてくると、みなさんどんどん前のめりになっていきました。

1年生の男の子が「ないよー」悩んでいると、向かいに座っていた1年生の女の子が「こことここ!」といって教えてくれたり、似たところを決めかねているお母さんをお子さんが助けてくれたりして、一人で考えるのでなくみんなで似たところを探すことができました。

次は二つ目の物語づくりゲームです。次から次へと物語が生まれすぎて「どれを言おうかな」と迷ってしまう子がいたり、あるお母さんは「この絵の印象が強すぎてこれしか出て来なかった」とマルセル・デュシャンの作品を使って斬新なお話を披露してくれて大笑いしたりと、みなさんがリラックスしてゲームに入り込んで楽しんでくれていることが感じられました。ワークショップの前半の時間帯と比べてみると、観察力、発想力が広がっている印象を受けました。

45分があっという間に終わりました。感想をお聞きすると「物語づくりをもっとやりたい」という子、「うちの子にあんな想像力があるなんてびっくり、知らなかった」というお母さん。アートカードを楽しみ、いろんな発見をしてくれたようです。

ラテンのイメージを貼る様子最後に、今回のイベントのサブテーマが「ラテンクリスマス」だったことにちなみ「ラテンてどんなかんじ?」というコーナーをつくって、ラテンぽいイメージのアートカードを選んでコメントを残してもらうという試みをしました。みなさんが思い思いにいろんなカードを選んでくれて、ラテンのイメージの幅広さに驚きました。

そして、想定外の出来事がおこりました。ある子が絵の中の登場人物に吹き出しを書き、おしゃべりしているようなコメントをしたところ、それを見た他の子どもたちが新たにおしゃべりコメントをしてくれたのです。さらに「ラテンの人たちはおしゃべりなのかもしれないね」という実際の会話につながりました。いろんな形でコミュニケーションが生まれたことが新発見で、とてもうれしい驚きでした。(おじゃ)