NPO法人ARDA
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はま・なか・あいづ文化連携プロジェクト ARDA写真プロジェクト vol.2

アートワークショップ 2013年12月25日

12/10(火)南相馬市高平幼稚園

「カメラを持って、小さな旅をしよう!」 10:00-11:20 4歳児 計16名

講師:今井紀彰(いまいのりあき/美術家)
協力:吉野修(筑波大学准教授)、筑波大学比較文化学類学生たち、キヤノン株式会社
主催:はま・なか・あいづ文化連携プロジェクト

さて、今日は同じカメラワークショップを4歳児さんたちと一緒にやります!昨日の年長さんたちの活動を見ていた4歳児さんははじまる前からワクワクです。
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ウォーミングアップの後は、待望のカメラを順番に受け取るこどもたち。

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前日の反省を生かして、どうやって目で見て、カメラで見て、シャッターを押すかをわかりやすく説明する今井さん。ふむふむ。

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さて、園庭に飛び出していきました!一体何とってんだろ?

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お互いを撮り合ったり。

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こんな格好でお花を撮ったり。4歳児さんたちは迷うことなく、バシバシ撮影していました。

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時間はあっという間に過ぎ、作品鑑賞の時間です。おともだちの写真も楽しく鑑賞。

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あーでもない、こーでもないと、みんなでおしゃべり。・・・では、4歳児さんの作品紹介です。

「オレにやさしいHくん」を何枚もとっていました。
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この一枚は、「かっこいいくつだから」「クロだから」撮影したのだそうです。楽しそうに上がった左足がポイント!

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福島県立博物館の小林さんは人気の被写体。なんで、とったの?と聞くと「んと、、、、、おねえさんのおねえさん。」おねえさんのおねえさんって、どういうこと?ときくと、「本当のおねえさん」、、!!!なんか、言いたいことわかります。そう、小林さんは頼れる本当のお姉さんです。

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「これさ、おしりが、、、、おしりが、おにいさんとKくんが、ぶつかんっこしているみたいだからとったの。」
おしりが、ぶつかりっこしているみたいだったんだ?ときくと、「うん。」そんなところを見てとっていたのかっ!!!話を聞いてみると一枚一枚の写真がさらに魅力的に見えてきます。

4歳児さんには難しいかもしれないと思った活動でしたが、とんでもない!子ども達はしっかり自分の見たいものを写真におさめ、つたない言葉で何をとろうとしたのかを語ってくれました。これらの子ども達の写真は、筑波大の学生さんたちの手で1冊の冊子となって、子ども達にプレゼントされます。

終わったあとの反省会では、園長先生も「こどもたちが一人一台カメラをもって、活動する機会なんて、なかなかない。難しい活動ではないかと思っていたが、こんな写真がとれるんだと本当にびっくり。子ども達の視点や考えていることがのぞけたようか気がしました。」と。そして、1月には今回は残念ながらお休みした3人の子と、5歳児さんたちともう一度ワークショップをしようということになりました。
カメラのコツをつかんだ5歳児さんはまたどんな作品をとってくれるのか、今から楽しみです。

(三ツ木紀英)