一般向け講座(教員・社会人)旧
一般向けの「対話型鑑賞ファシリテーター講座」を毎年2回開催。2012年の開講以来、3日間という短期間の講座で、鑑賞ファシリテーターとしての理論と実践を学ぶことができます。
<講座の特徴>
1 体験・理論・実践を繰り返し、”考え方”そのものを学ぶ
自分が体験したことが、理論とどう結びつくのかを知り、理論に基づくアクションを考えて実践、結果としてどんな効果があったかふりかえる。
これらを繰り返しながら、対話型鑑賞の考え方を学び、しみこませていきます。
2 講座全体が対話型。本気で参加すればするほど学びが深くなる
講師と受講生、受講生同士の意見交換の機会が豊富。
リアルな事象を丁寧に取り上げ、理論を土台にしながら建設的な対話を行います。
自分が感じたことを率直にその場に提供することが深い学びにつながります。
3 終了後も学び続ける!充実したフォローアップ環境
講座終了後も学び続けていくために。
修了生同士による毎月の勉強会で交流しながら、ファシリテーションや実践の場づくりのスキルアップを目指すことができます。
参加者は、小中高校・大学・専門学校・日本語学校の教員や、学芸員、アートボランティア、音楽ホールの企画担当、企業人(人事部、企画部など)、アート教室運営者、デザイナー、ダンサーなど様々なバックグランドの方々がいます。
現代社会において、コミュニケーションの中でお互いの理解を深めるということが、これまで以上に必要とされています。中でも、先入観にとらわれず人の意見を「聴く力」はビジネスをはじめ、あらゆる状況において重要だと認識されています。
対話型鑑賞はアメリカでは美術館や学校だけでなく、企業や病院のスタッフ研修として行われており、修了生とともに様々な可能性を探求しています。
【講座概要】
日時(予定/土日) | 対話型鑑賞を体験しながら、 基礎的理論とファシリテーションを実践 |
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1日目 | 体験と講義:対話型観賞とは? ファシリテーターの3つの質問と7つのポイント 実践:ミニ・ファシリテーション 講義:美的発達段階と学びの意義 |
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2日目 | 講義:作品選びについて 実践:コーチング・ファシリテーション/ミニ・ファシリテーション 体験:ファシリテーションの準備 きく・応答するワークショップ |
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<課題提出と講評> 3~4週 | ||
3日目 | 体験:作品選びとシークエンスづくり ファシリテーターとしての準備 実践:コーチング・ファシリテーション |
対 象:教えること、ファシリテーションを仕事にしている方、対話型鑑賞をすでに実践している方から興味がある方まで。アートに関する知識は不要です。
定 員:15名程度 (最低催行人数10名)
受講料:一般 税込54,000円 学生※ 税込44,000円
法人 税込81,000円
※高等学校、専門学校、大学、大学院などの教育機関に通学し、その機関より発行された有効期間内の学生証を提示できる場合でかつ2020年時点で25歳以下の方を対象とします。
【講師】
三ツ木紀英(みつきのりえ/アートエデュケーター・ARDA代表理事)
英国留学後、フリーランスや NPOの立場で、美術施設だけでなく街や施設の中で展覧会・ワークショップのコーディネーションを行う。ニューヨーク近代美術館の元教育部長フィリップ・ヤノウィンより、一年にわたりVisual Thinking Strategies を学び、近年は対話による美術鑑賞のファシリテーター育成することで、社会とアートの接点を開拓中。
●主な仕事:大和市(2011-)・西東京市(2013-)「対話による美術鑑賞事業」プロジェクト・エデュケーター、東京都美術館とびらープロジェクト鑑賞実践講座講師(2012年~) 、佐倉市立美術館、平塚市美術館、アーツ前橋等で講師。
●執筆:共著「現代アートの本当の楽しみ方-表現の可能性を見つけにいこう-」(フィルムアート社/2015年)、共著「現代アートの本当の見方-見ることが武器になる-」(フィルムアート社/2014年)、「岡本太郎とアール・ブリュット」展カタログ「今日(こんにち)のワークショップ-自分の中に全体性を取り戻す-」(川崎市立岡本太郎美術館/2013年)等。
【次回開催】
日時:2020年2月15日(土)10:30-17:30、16日(日)10:30-18:30、3月15日(土)10:30-19:30
場所:花伝舎(東京都新宿区西新宿6丁目12-30)
定員に限りがありますのでご了承ください。
お問合せ・お申し込みは講座に関する専用のフォームよりお願いします。